マイル虎の巻

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車が嫌いになって愛車を売却した話~車買取業者との交渉術~

「車売ろうと思っているけど、いくらで売れるんだろう?」

「売るにはどんな方法があって、どんな手続きが必要なんだろう?」

「買取業者とどんな交渉があるんだろう?」

 

この記事では、私が愛車を売ろうと思い立ってから、実際に売却したいきさつをまとめてみました。

車買取業者の一括査定を依頼し、価格交渉を通して、相場や査定金額より高く売ることができたコツ・交渉術を紹介します。

実際に売却したヴォクシーの買取額も公開するので、車を売ろうと思っている方や売却価格を調べようと思っている方の参考になれば幸いです。

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【目次】

 

私が車を売ろうと思った理由

  1. 悲惨な交通事故が多くなり売ることを決断
  2. 悪質な「あおり運転」でさらに車が嫌いに

  3. 車の維持費がもったいなくなった

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(写真はイメージです)

1.悲惨な交通事故が多くなり売ることを決断

私が車を売りたくなった理由、それは幼い命が奪われる大きな交通事故(下記◆)が近年多くなり、車に乗ることが楽しくなくなったから。

 

◆東池袋自動車暴走死傷事故(2019年)
赤信号を無視した車の暴走により、横断歩道を渡っていた母と子が死亡した事故

◆大津園児死傷事故(2019年)
信号待ちをしていた保育園児らに車が突っ込み、園児ら16人が死傷した事故

 

今も昔も悲惨な交通事故は後を絶ちませんが、私自身家族・子供ができてから、子供が巻き込まれる交通事故のニュースを見聞きする度、社会に対して憤りを覚え、気分が沈み、車に対して嫌悪感を抱くようになりました。

「自分が車に乗ることで、交通事故の当事者(加害者・被害者)になりたくなかった」ことが、車を売る一番の理由です。

 

2.悪質な「あおり運転」でさらに車が嫌いに

さらに悪質なあおり運転(下記◇)のニュースも多くなり、車に乗ることが嫌になりました。

 

◇東名高速夫婦死亡事故(2017年)
被害者一家が乗ったワゴン車が、加害者のあおり運転により追い越し車線で無理やり停止させられ、後ろから来たトラックに追突され夫妻が死亡した事故

◇常磐道あおり運転事件(2019年)
加害者の運転する車が、蛇行や割り込み、急ブレーキなどのあおり運転を繰り返し、被害者の男性が運転する車を停止させ、男性を殴り負傷させた事件

 

車に乗ることで人格が変わるほどイライラし、他人を巻き込むような危険な運転をすることで、誰かを傷つけたくないと思うようになったことも大きな理由のひとつになりました。

 

3.車の維持費がもったいなくなった

皆さん、車の維持費って計算したことありますか?

自動車税や自動車保険料をはじめ、車検代やガソリン代、有料道路、駐車場、車をぶつければ修理代、交通違反をすれば罰則金がかかってきます。

私自身車の維持費がどのくらいかかるか計算すると、月額平均45,000円以上かかることがわかりました。

 

詳細はこちら(☟)の記事にまとめました。ご参照ください。

 

miletiger.com

 

車に対し嫌悪感を抱いた上に、さらに維持費もばかにならないとなると、「車は売るしかない」という結論に至りました。

 

 

実際に売ってみた

どの方法で車を売るか調べてみた

  1. 「個人売買」や「オークション」
  2. 「下取り」
  3. 一括査定による車買取業者への売却

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1.「個人売買」や「オークション」

個人売買は、一般個人に売却する売却方法です。

自分で高く売れる個人を見つけなくてはいけません。

オークションは、自動車専門業者による中古車オークションへ出品し落札・売却する方法です。

実際に売れるかどうか出品してみないとわかりません。

「個人売買」と「オークション」、どちらも中間マージンが低く高く売れる可能性がありますが、それぞれ手続きが煩雑であり難易度が高いことと、相手方とトラブルになる可能性があることから、売却の選択肢からは除外しました。

 

2.「下取り」

下取りは、自動車を購入する際に、販売ディーラーに現在乗っている車を売却(下取り)する方法です。

今回は購入することは考えていませんし、一般的に下取価格は買取業者の買取価格より低いとされているので売却の選択肢から除外しました。

 

3.「一括査定による車買取業者への売却」

一括査定による車買取業者への売却は、複数の車買取業者(※)へ査定を依頼して、もっとも買取金額の高い業者へ売却する方法です。

(※)一般消費者から車を買取り、一般消費者へ販売する業者

買取業者ごとに買取価格が変わってくるため、複数の業者に買取価格を提示してもらう必要があります。

 

売却方法の選定

今回は高価買取への期待、売却の難易度、手続きの煩雑さを考慮し、「一括査定による車買取業者への売却」を選択しました。

 

どのくらいの価格で売れるか相場を調べてみた 

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(写真はイメージです)

一括査定した車買取業者と交渉の下準備として、自分の愛車がどのくらいの価値があるのか、いろんなサイトで愛車の査定価格を調べてみて、おおよその参考価格を把握します。

「無料」で「個人情報の入力がない」、そして「入力が比較的簡単」な下記の査定サイトで大まかな査定価格を調べました。

 

◇下取参考価格シミュレーション(トヨタ自動車)
トヨタのサイトですが、他のメーカーでも調べることができます。

◇下取り・買取相場(ナビクル)

過去~現在~未来の参考価格を見ることができます。

 

私が売却した車(参考)

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車名:トヨタ ヴォクシー(VOXY)ZS

年式:2014年4月

型式:DBA-ZRR80W

乗員:7名

エンジン:直列4気筒(ハイブリッド車ではない)

排気量:1,986cc

燃費:16.0km/リットル(JC08モード燃費)

新車価格:2,674,285円

総走行距離:約31,000km(約5年間)

 

私が売却した車の参考査定額「約150万円」

・購入時期:2014年 

・売却時期:2019年

・下取参考価格シミュレーション(トヨタ自動車)約140万円

・下取り・買取相場(ナビクル)約150万円

おおよそ「150万円が相場価格」だと判断しました。

この価格を基に価格交渉します。

 ※一般的な査定基準として、車種や年式・グレード、走行距離、ボディカラーや車のコンディション(事故・修理歴、内外装の状態)など総合的に判断されます

 

一括査定サイトで申込みから買取価格アップまでの交渉テクニック

  • 査定日時を分散させる

  • 期限までに買取価格を提示してもらう

  • 提示された買取価格をさらにアップさせる交渉をする

 

一括査定サイト(ナビクルやカーセンサーなど)で査定を申し込むと、数多くの買取業者から電話やメールで問い合わせがきます。

各買取業者とは訪問査定の日時調整をしていきます。

訪問査定時に、各買取業者は商売柄しょうがない部分もありますが強引な交渉(早期の売却)を進めてきます。

あくまでもこちらの売却スケジュールに合わせるため、以下の方法を実践することをオススメします。

 

査定日時を分散させる

一括査定には複数の業者に訪問してもらうことになりますが、一度の機会にまとめてきてもらうことは避けた方が無難です。

理由は、買取業者同士で出来レースになってしまい、相場価格での買い取りを強要されてしまうからです。

私は、時間に余裕のある日に10社ほど来てもらいましたが、午前(5社)と午後(5社)に分けて来てもらいました。

 

期限までに買取価格を提示してもらう

買取価格を抑えるために買取業者は即日引き渡しを要求し、やや強引な買取交渉を進めます。

買取業者の意向を受け入れつつ、自分の売却スケジュールを優先してください。

私の場合は、「当月中に売り、次の日曜日中に決めるので、前日の土曜日の17時まで価格の提示をしてください」と依頼しました。

 

提示された買取価格をさらにアップさせる交渉をする

10社訪問査定を依頼して、買取価格の提示をする業者は、実際には半分くらい(5社)です。

買取価格を提示してくれた業者のなかから、上位3社の中でもう少し買取価格アップができないか交渉をします。

この交渉では、相手方に「ライバル業者の社名や買取提示価格などをすべて”正直”に話して交渉すること」が重要になります。

 

上位3社の提示額

実際に提示された上位3社の提示額は、

・A社(提示価格:170万円)

・B社(提示価格:165万円)

・C社(提示価格:150万円)でした。

各社に連絡するときは、冒頭に「訪問査定に来てもらい価格提示をしてくれたお礼」を述べ、ライバル会社の提示価格やこちらの状況を伝えます。

 

A社に対しては、「御社が一番高い価格でしたが、170万円以上の価格提示は難しいですか?」

B社に対しては、「トップのA社は170万円で御社は2番手でしたが、165万円以上の価格提示は難しいですか?」

C社に対しては、「御社は3番手で、A・B社はそれぞれ170万円・165万円の価格提示でしたが、150万円以上の価格提示は難しいですか?」

 

そして最後に「今日中(※)に決断するので、17時までに御社の上限価格を提示してくれないでしょうか?」と依頼します。

 (※)私の場合は、価格提示があった日(土曜日)の翌日(日曜日)のことです

上位3社の中で1度目の価格提示をお互いにオープンにした状態で、さらに価格提示をしてもらい買取価格をアップさせる交渉をしていきます。

 

私の場合どうなったかと言うと、

B社(165万円)とC社(150万円)は1度目の提示価格以上のアップは難しく、

A社(170万円)社だけ10万円アップの180万円の価格を提示してもらいました。

後々A社の担当者に価格アップした理由を聞くと、「2番手のB社が170万円を超える価格提示をしてくる可能性があったので(会社の判断で)価格を上げることができた」と言っていました。

「ちょうど弊社(A社)の決算期で、この車種(ヴォクシー)が求めるタイミングだったので強気な価格提示ができた」という理由もあったそうです。

この価格交渉は、実際に買取価格アップに繋がったので、ぜひみなさまにもオススメしたいと思います。

コツは、「正直に」すべて話して交渉することです。

 

車両買取契約 売却金額「180万円」

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車の引き渡し予定日の数日前に、必要になる書類等を集めて、車両買取契約をします。

必要書類となる書類は、

・車検証

・自賠責保険証

・印鑑登録証明書

・自動車税納税証明書

・リサイクル券

・実印

などです。

 

引き渡し・入金

あらかじめ申し合わせた日時に車を引き渡します。

売却金額180万円は引き渡しの数日後(実際は3日後)に指定の口座に入金されました。

 

さいごに

車が嫌いになり、売ることを決断し、買取業者に売却するまでをまとめてみました。

ふとした瞬間に何となく車が嫌いになると聞いたことはありましたが、もともと運転することが好きだったので、嫌いにはならないだろうと思ってました。

私の場合は子供が犠牲になる事故やあおり運転がきっかけでしたが、知り合いで車が嫌いになった方の理由は、「車の排気ガス」だそうです。

他にも経済的な理由だったり、運転に自信がなくなったり理由は様々だと思います。

車が生活の足だという場合だと売ることはできませんが、都市部に生活していると、近年意外と代替手段が確保されているケースがあると思います。

 

車を売ると、移動手段はどうするか

私の場合は、公共交通機関である「電車」や「バス」、「タクシー」を基本使い、近年使い勝手が良くなり数も増えてきた「カーシェア」や「レンタカー」、自宅周辺は「電動自転車」を買って移動しています。

車を持っていると月45,000円かかっていたので、多少タクシー代がかかっても比較的安上がりとなります。

カーシェアについては、特に都市部ではステーションや車が多く配備されてきている印象があります。

この機会に、ご自宅の近くにあるかどうか確認してみてはいかかでしょうか。

また利用にあたっては専用アプリで予約確認から車の開錠まで行えるので、かなり使い勝手が良くなっています。

 

高く、そして気持ちよく売る為に

訪問査定の前に、普段よりも贅沢に洗車(車外・車内)することをおすすめします。

見栄えが良いとそれだけ査定への印象が良くなります。

 

訪問してくる営業担当者は車の査定に来ますが、逆にこちらも営業担当者を査定する心構えを持って接すると良いのではないかと思います。

よく気が付く優秀な営業担当者も中にはいますが、買い取ることしか興味のない残念な担当者がいることも事実です。

よく聞く会社にもかかわらず、正直私も嫌な気分になった担当者がいました。

そんな担当者に出会ったら、「その担当者の会社には売らない(別の会社に売る」「帰ってもらう」などはっきりした意思表示も必要だと思います。

彼らの売り文句は「どこで売っても同じ価格(だから早く売りましょう)」と言うことですから、どこに売ろうと選択権はこちらにあります。

ぜひ買取交渉を楽しんで頂けるとお互い有意義な交渉になると思います。

 

 最後までご覧いただきありがとうございます。

皆様の参考になれば幸いです。