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個人信用情報の見方とは?審査を味方につけてクレジットカードをたくさん発行する方法

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「陸マイラー」としてクレジットカードを発行していると、意図せず結構な枚数になってしまいます。

「果たして自分は何枚のカードを持っているのか?」

「正確にクレジットカードが何枚あるか把握する方法ってあるの?」

 

自分の借入状況を正確に把握するためには、「個人信用情報」を開示してみることが1番確実です。

この記事では個人信用情報を開示する手順や、実際に開示してみてわかった個人信用情報の見方などを解説します。

10年以上金融機関で各種ローンに携わってきた経験と、審査に携わっている関係者から聞いた意見を基に、クレジットカードの審査に役立つ考え方や申込む方法なども解説したいと思います。

 

【目次】

 

 

個人信用情報とは?

個人の「借入」に関する「情報」が登録された情報のことで、「ブラックリスト」と呼ばれるものが一番わかりやすく世間では認識されていると思います。

お金を貸す側(クレジットカード会社など)が、申込者にクレジットカードを発行していいかどうかの判断をするための情報です。

 

「借入」とは

住宅ローンやカードローン、オートローン、教育ローン(返済義務のある奨学金含む)、保有しているクレジットカードなどが含まれます。

特に認識されづらい借入には、「携帯電話の割賦購入」や「太陽光のローン」などや、法人の借入(情報政策金融公庫の借入や、コピー機のリース契約)なども含める場合もあります。

世間一般的には「クレジットカードは借入」と認識されづらい傾向がありますが、金融機関の考え方としては、クレジットカードで購入した日から口座引落しされるまで「一時的に立て替えられる」ことから借入として認識しています。

 

借入入力画面での注意点

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無担保借入入力画面(例)

クレジットカードなどの申込みで無担保の借入を入力する際には、入力忘れのないようしてください。

 

「情報」とは

個人の借入に関する情報として、下記の4つの情報に分類されています。

  • 本人を特定する情報(氏名、生年月日、郵便番号、電話番号など)
  • 借入に関する情報(借入先や借入金額、借入期間などの借入の内容など)
  • 返済に関する情報(残債額、返済履歴、異動・終了状況など)
  • 利用情報(金融機関などの情報機関加盟会員が照会した記録)

ざっくりと説明すると、正確に対象者である個人と特定し、個人の現在の借入状況や過去の借入状況、返済の履歴や契約終了状況、そしてこの情報にいつ誰がアクセスしたかわかる情報などが記録されています。 

 

個人信用情報機関とは

個人信用情報の収集及び提供を行う機関のことで、日本では下記3機関が存在します。

  • 株式会社シー・アイ・シー(CIC)
  • 全国銀行個人信用情報センター(KSC)
  • 株式会社日本信用情報機構(JICC)

 

・シー・アイ・シー(CIC)

クレジットカード発行会社や信販系の会社が主に加盟しており、クレジットカードの情報を中心に保有しています。


・全国銀行個人信用情報センター(KSC)

全国銀行協会(全銀協)が運営しており、銀行が扱う個人向け融資(住宅ローンなどのローン)や銀行系クレジットカードなどの情報を保有しています。

 

・日本信用情報機構 (JICC)

消費者金融系の会社や商工ローン会社などが主に加盟しており、消費者金融・信販系・商工ローンなどの借入情報を保有しています。 

 

個人信用情報を開示してみよう!

CIC(シー・アイ・シー)の開示方法

CICは3種類(WEB・郵送・窓口)の開示方法があります。

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CIC開示方法

3種類のうち、即時に開示できるWEB開示がおすすめです。

ここではスマホからの開示方法を説明します。

 

CICスマホ開示方法

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CICスマホ開示方法

開示方法については、CICのホームページ(↓)に詳しく記載されているので、詳細は省略します。ここでは私がスマホで開示手続きをしたときに、気になった点を中心に説明します。

www.cic.co.jp

  1. 受付番号の取得 電話番号に注意!
  2. お客様情報の入力 準備しておくこと
  3. 開示情報を見る 忘れやすいパスワードに注意!

 

1.受付番号の取得 電話番号に注意!

受付番号を取得する際には、CICに登録している電話番号から取得する必要があります。

この電話番号は、クレジットカード契約で登録してる番号です。

登録していない電話番号から手続きを行っても受付番号は取得できますが、エラー回答もしくは「情報はありませんでした」という回答となり、開示課金対象となり利用手数料(1,000円)が発生してしまうので注意が必要です。

受付番号を取得する際は、ご自身のクレジットカードのWEB照会画面(マイページなど)から、登録の電話番号を確認してから手続きを行った方が確実です。

また、電話番号の他にも氏名(カナ)と生年月日の3項目は、CICと関連付け(紐づけ)られており、正しい情報を入力しないと開示情報が取得できません。

下記のCIC注意事項、ご利用前の最終確認画面に記載があります。

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CIC 注意事項 項目2(届出電話番号)

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CIC ご利用前の最終確認画面

なお受付番号を取得する際には、受付番号を控える「メモ」を準備してください。

 

2.お客様情報の入力 準備しておくこと

情報開示入力画面では下記の情報を入力します。

  • 受付番号
  • 氏名(カナ・漢字)、生年月日、電話番号、住所
  • 運転免許証番号
  • クレジットカード番号、セキュリティコード

手元に、「受付番号を控えたメモ」と「運転免許証」、支払いに使う「クレジットカード」を用意しておくとスムーズに入力することができます。

情報開示には氏名(カナ)、生年月日、電話番号に加えて運転免許証番号がCICの登録と一致した情報が開示対象となります。

開示対象情報がない場合は「該当なし」という回答となり、開示課金対象(1,000円)となってしまうので注意が必要です。

下記のCIC利用規約を確認してください。

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CIC 利用規約 第2条(回答情報の範囲)

住所や電話番号が変更となったことで情報が取得できなかった場合には、早めに借入先(クレジットカード会社など)に情報の変更手続きをする必要があります。

 

3.開示情報を見る 忘れやすいパスワードに注意!

開示した信用情報報告書はパスワード付きのPDFファイルで開きます。

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CIC 開示報告書パスワード

パスワードは、電話で取得した受付番号を組み合わせた番号(10ケタの数字)になります。

初回開示は「受付番号(6ケタ)」+「支払ったクレジットカードの有効期限月年(4ケタ)」です。

パスワードを入力すると「信用情報開示報告書」を見ることができます。

繰り返しになりますが、特に受付番号は忘れやすいのでメモに控えることをおすすめします。

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CIC 信用情報開示報告書

 

もう一度報告書を見たい場合(再開示)

初回開示から96時間(4日間)以内であれば、初回に開示した報告書を再度無料でダウンロードすることができます。

再開示の場合でも、初回開示と同様の手順で受付番号の取得が必要となります。

パスワードは、「再度新たに取得する受付番号6ケタ」+「0000」の数字10ケタです。

初回にスマホから開示して、再開示はパソコンからも行えます。

逆(初回にパソコンから開示、スマホで最近開示)も行えます。

 

KSC(全国銀行個人信用情報センター)の開示方法

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KSC(全国銀行協会)開示方法

開示方法は、全国銀行協会ホームページ「本人開示手続き」に詳しく記載されています。開示の手続きとしては、下記の3点を同封し「全国銀行信用情報センター」宛に郵送します。

  1. 登録情報開示申込書(必要事項を記入または入力、捺印)
  2. 開示手数料1,000円(ゆうちょ銀行発行の定額小為替証書)
  3. 本人確認資料写し(2種類)

 

郵送してから1週間から10日ほどで「登録情報開示報告書」が到着します。

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KSC 開示報告書

実際には、郵送してから5日ほどで届きました。

 

日本信用情報機構(JICC)の開示方法

JICCは3種類(スマホ・郵送・窓口)の開示手続きがあります。

 

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JICC 開示方法

私はスマートフォンから開示手続きを行いました。

スマホの開示手続きは、JICC専用アプリをダウンロードしますが、肝心の報告書は郵送で送られてきます。

せっかくアプリをダウンロードまでしてスマホで手続きできるのであれば、CICの様にスマホで見られるようにしてほしいところです…。

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JICC スマートフォンによる開示手続き

スマートフォンの専用アプリから手続きをして、10日ほどで「信用情報記録開示書」が届きました。

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JICC 記録開示書

 

郵送での開示手続き

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JICC 郵送による開示手続き

 

窓口での開示手続き

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JICC 窓口での開示手続き

 

クレジットカード情報はCICの開示だけで十分

3つの情報機関から個人信用情報を開示してみてわかったことは、CICの情報量は他(KSC、KSC)を凌駕しています。

私が取得した各信用情報件数は、CICが22件、KSCが4件、KSCが11件でした。

CICの情報には、クレジットの情報に限らず住宅ローンやカードローンなどの一部の銀行系の情報も網羅されているので、CICだけでほぼすべての借入状況を把握することができてしまいます。

これからクレジットカードを量産するには、クレジットカードの情報をメインに保有しているCICの情報を理解することが特に重要だと考えます。

ここからはCICの信用情報の見方を中心に説明していきます。

もし、CICの情報ではわからないことがあったり、クレジットカードではない理由で審査に通らない理由がある場合は、他の情報機関(KSC・JICC)の情報を開示してみてはいかがでしょうか。

ちなみに、全国銀行協会の個人信用情報は自己破産などの官報情報が登録されています。

また情報の登録期間も10年(CICなどは5年)となっています。

JICCは消費者金融系の業者が加盟している情報機関であり、延滞履歴の保持期間が1年(CICは5年)と短いという特徴があります。

 

CIC個人信用情報の見方

CIC信用情報開示報告書は主に3部構成となっています。

  1. クレジット情報
  2. 申込情報
  3. 利用記録

 

1.クレジット情報

クレジットやローン等の契約内容や返済状況、返済残高などを確認できる情報です。

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CIC クレジット情報

1件ごとにクレジット情報1枚で表示され、クレジット情報最上部には総クレジット件数が記載されています。

私が開示した報告書には、合計で22件のクレジット情報あることがわかります。

その右側には登録元会社であるクレジットカード会社が記載されています。

 

クレジット情報には下記の項目に分かれて記載されています。

  • 属性
  • 契約内容
  • お支払の状況
  • 入金状況
  • その他(割賦販売法・貸金業法の登録内容)

 

属性

氏名や生年月日、電話、住所、勤務先などが記載されています。

注意点としては、電話番号や住所、勤務先(住所、電話番号)は、登録元(クレジットカード)会社に登録している情報なので、変更があった際には必ず届け出ることが必要です。

この属性情報は、契約者とクレジットカードとの信頼関係の根幹となるので、変更があった際は連絡を忘れないよう心掛けるようにしてください。

 

契約内容

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CIC 契約内容

「契約の内容」には、下記8種類の内容が表示されます。

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CIC 契約の内容

「支払回数」のところに【リボ機能付き】の記載がある場合は、リボルビング機能が付いていることを表示しています。

「極度額」とは、契約上利用できるの最大上限額を表示しています。

表示している画像の内容は、クレジットカードの極度額(ショッピング利用額などの全体額)として140万円の設定があり、そのうち50万円はキャッシングをする際の利用上限額であることを表しています。

 

お支払の状況

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CIC お支払いの状況

「請求額」は直近の請求額が表示され、しっかり返済していれば同額の「入金額」が表示されます。

「返済状況」の欄(マークのところ)に【異動】と表示されている契約があったら「異動情報」であることを表しています!

異動情報とは俗にブラックリストと呼ばれています。(後述します)

「終了状況」に【完了】の表示があるものは、支払いがすべて完了し、契約が終了したことを表示しています。

カードを解約した際も【完了】と表示されます。

 

「異動情報」とはブラックリストのこと

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異動情報(記載例)

返済に「長期の遅延」があったことを表示し、債権者(返済する先)が発行元会社から異動したことを意味しています。

異動先は、保証会社や債権回収業者などが一般的です。

「長期の遅延」とは、返済日より61日以上または3カ月以上の延滞があったもので、この「異動情報」は、「事故情報」や俗に「ブラックリスト」とも呼ばれます。

異動情報は「長期の遅延」の他にも、「保証会社が契約者に代わり返済したもの」や「裁判所が破産を宣告したもの」も含まれています。

異動情報あると、最低5年間はクレジットカードの契約ができないと考えられています。

 

入金状況

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契約者からクレジット会社への入金(返済)状況は、記号で過去24ケ月(2年)分表示されます。一番左が最新で、右に行くほど過去にさかのぼります。

記号は下記の内容を表示します。

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CIC 入金状況記号

「$」の表示は請求通り入金(返済)があった履歴を表しており、この履歴を残すことが一番ベストな履歴です。

次に良いとされる「ー」や「空欄」は、「請求もなく入金もない」という内容を表示しており、悪い履歴ではありませんがクレジットカードをまったく使っていないことを表しています。

その他の記号(「A」や「P」など)は、通常の返済ではない内容を表示しています。

良くない履歴は、訂正や修正することはとても難しく、時期が来るまで待つしか対抗策はありません。

また、未入金の状態が続くと発行元会社では「事故」として扱われ、「異動」となってしまうので注意が必要です。

 

その他(割賦販売法・貸金業法の登録内容)

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CIC 貸金業法の登録内容

割賦販売法や貸金業法で定められている業者(銀行系の金融機関は含まれない)は、所定の信用情報を登録することが義務付けられています。

ここでは「貸金業法の登録内容」に記載されている極度額のキャッシング枠に注意してください。

この枠は、基準となる年収の3分の1を超える貸付けが原則禁止される貸金業法の総量規制に該当します。

すでに年収の3分の1を上回るキャッシング枠が設定されていると、新たな枠の設定ができません。

新たなキャッシング枠が設定できないとクレジットカード自体の発行ができないことにも繋がり、キャッシング枠の設定がポイントサイトの条件となっている場合には、ポイントが獲得できないことになってしまいます。

 

2.申込情報

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CIC 申込情報

クレジットカードなどを申し込むと、クレジット会社などが審査の為に対象者の信用情報を照会します。

この申込情報を見ることで、直近6カ月以内にどこのクレジットカードの申込みをしたかが一目でわかってしまう情報です。

上記の画像では三菱UFJニコスが私の信用情報を照会したことを表しています。

 

3.利用記録

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CIC 利用記録(見本)

クレジットカードなどの利用状況や返済状況を調査するために、クレジットカード会社などが信用情報を利用した記録です。

この情報を利用するケースとしては、すでにカードを持っているクレジットカード会社が、ショッピング枠やキャッシング枠などの増額をするために、契約者の信用情報を利用することがあります。

 

クレジットカード会社が個人信用情報でわかってしまうことまとめ

  • クレジットカード会社に届けられている契約者の情報(氏名や住所、勤務先など)
  • 契約しているカードの情報(契約の内容や極度額など)
  • 支払い状況(直近の請求・入金額、解約や異動情報など)
  • 入金情報(過去24ヵ月分の請求額に対する入金状況)
  • 貸金業法の登録情報(極度額、内キャッシング枠)
  • 信用情報を照会した情報(過去6か月以内にクレジットカードを申込んだ履歴)

 

審査を味方につけよう!

この個人信用情報を見て、審査はどう考えているのでしょうか。

クレジットカードの審査はデータや数値で自動的に審査しているので、「人の目」で判断する要素は少ないですが、一般的な考え方や「陸マイラー」として気になるポイントを審査の見方として解説します。

 

クレジットカードの審査のポイントはただひとつ「返済できるか」

審査では、クレジットカードの請求金額を「支払う(返済する)ことができるか」どうかの審査をします。

審査する項目としては「個人信用情報」の内容と、審査対象者の「属性」です。

「属性」とは、審査対象者の収入、勤務先、勤続年数、年齢、家族構成、持ち家の有無などのことです。

個人信用情報と属性の情報をスコアリング(点数化)して審査基準以上のスコアを上回ったら審査に通る仕組みとなっています。

スコアリングを高めるためには、信用情報を高めること(良い返済履歴を積み重ねるなど)と、属性を上げること(勤続年数を積み上げる、年収アップするなど)が重要となります。

 

陸マイラーが気になる審査の見方について

クレジットカードの短期申込み

短期間にクレジットカードを複数枚申し込みむことは、世間一般的にはまずありません。

審査側から見ると、「お金に困っている人」が申込んでいると考えます。

「お金に困っている人」の中には、ぎりぎりまで借入を一気に増やした後に、計画的に自己破産する人が一定数存在します。

借入を一気に増やそうとしている人やその兆候が疑われる人は、審査として積極的に取り組むことはまずありません。

またクレジットカード発行元会社は、広告費をかけて申込み件数を増やしているので、「広告費(キャッシュバックやポイントなどのキャンペーン費用)目当ての人」もその魂胆がわかってしまえば、極力敬遠される傾向にあります。

クレジットカードの申込みや審査をして発行するには、少なくない費用と労力がかかっているからです。

 

クレジットカードの保有枚数が多い

クレジットカードを毎月発行していると、使わないカードも含めて複数枚保有している状態となってしまいます。

この複数枚持っている状態は、いつでも借入(借金)することのできる状態であると判断されます。

また、カードの枚数が多すぎる方はローン(特に住宅ローン)に通りづらい傾向があります。

感覚としては、5枚以上でやや厳しくなり、10枚あるとかなり厳しいように感じます。

多数のクレジットカードを保有していると、審査としては今後何かの拍子に一気にクレジットカードの利用が増大し、返済リスクが顕在化する可能性があると考えるためです。

もちろんカードの枚数だけではなく、個人の属性や信用情報の内容で総合的な判断になるかと思いますが、カードは10枚以上は持つべきではないでしょう。

今後クレジットカードの発行を続けるためには、使わないカードを定期的に整理(解約)することが重要です。

 

クレジットカードをたくさん発行するために必要なこと

陸マイラーとしてクレジットカードをたくさん発行するためにはどのようなことに注意したらいいでしょうか。

ここからはクレジットカードの「短期申込み」や「保有枚数が多い」ことの対策として、それぞれの注意点を解説します。

 

短期申込み際の注意点

  • クレジットカードの申込みは6か月で10件
  • キャッシング枠はなるべく設定しない
  • スコアリングを意識する
  • 審査が落ちてしまったら、その原因は?

 

クレジットカードの申込みは6か月で10件

CICの申込情報は、過去6か月以内のクレジットカード申込みを把握できます。

短期間に複数の申込みをしても、この申込情報で審査側にはすぐわかってしまいます。

公式見解は一切示されていませんが、短期間に適度な枚数の申込みに留めることが重要です。

私の感覚としては、6か月以内の申込情報に10件載るくらいがぎりぎりだと感じます。

月に換算すると月に1枚、多くても2枚の発行に留めておいたほうがいいでしょう。

 

キャッシング枠はなるべく設定しない

キャッシングは、貸金業法の「総量規制」の対象となっています。

「総量規制」とは、銀行などを除く貸金業者が借り手の年収の3分の1を超える貸付(キャッシングなど)を禁止する、貸金業者が貸しすぎないための規制です。

この総量規制は、銀行系などを除くすべての貸金業者の借入が対象となります。

つまりすでに年収3分の1ほどキャッシング枠があると、新たなカードの発行ではキャッシング枠の設定ができないことになります。

キャッシング枠が設定できないということは、新たなクレジットカードの発行ができないことや、キャッシング枠の設定がポイント獲得条件となっている場合、ポイントが獲得できないことに繋がります。

新たにクレジットカード申込む際は、できるかぎりキャッシング枠の設定がないカードを選んだ方がいいでしょう。

 

スコアリングを意識する

審査には「個人信用情報」と「属性」をスコアリング(点数化)して判断します。

スコアリングに関係する情報項目としては、借入状況(金融事故や延滞履歴の有無など)や、年齢、居住状況(居住年数や持ち家かどうか)、家族状況(配偶者有無・家族人数)、電話(自宅・携帯)の有無、年収、仕事の内容(職業、業種、職種、会社資本金・従業員数、勤続年数、保険証)などがあります。

どれもすぐには改善できないことだらけなので、少しづつ積み重ねていくことが重要です。

しかし借入状況(返済)の部分はすぐにでも取り組むことができます。

当たり前のことではありますが、請求通りに入金(返済)することや、各個人情報(引落し口座や電話番号、住所、勤務先など)の変更があれば、しっかり借入先にも連絡して変更するようにしてください。

こうした少しの積み重ねが、後々スコアリングアップに大きく貢献するでしょう。

 

審査が落ちてしまったら、その原因は?

もし審査が落ちてしまっても気落ちせずに原因を探しましょう。

返済能力がないと判断されたのか、申込みが短期間で多かったのか、信用状況が悪化したのか(返済の遅れがあった)、申込み手続きに不備があったのかなど何らかの原因を探しましょう。

よくあるケースとしては、勤務先やの電話番号の入力相違(下一桁の打ち間違い)で審査が進まず長期間審査が保留となってしまうことなどがあります。

また審査基準に変更がある可能性もあります。

審査では基本的に直近のフィードバック情報(返済状況や事故情報などの傾向)を参考に、審査基準を微妙に変えています。

「今後こういうケースは取り組むのをやめよう」と判断すれば審査が厳しくなりますが、逆のケースもあります。

もし、信用情報や短期申込みなどが原因と考えられる場合であれば、新規申込みを6か月間は控えてみてください。

CICの申込情報は、過去6か月以内のクレジットカード申込みを記録しています。

 

定期的にクレジットカードを整理(解約)する注意点

  • 発行後すぐに解約しない
  • 作ったカードは少額でも使う
  • 定期的にクレジットカードを整理して保有枚数を増やさない
  • 解約するタイミング(早くても6か月以上)

 

発行後すぐに解約しない

クレジットカードを発行してポイントを獲得したら、すぐ解約することは避けた方が良いでしょう。

1~2枚程度でしたら特に問題ないと思いますが、立て続けにすぐ解約してしまうと今後の審査が厳しくなってしまいます。

個人信用情報には、カードを解約してから5年間はすべての履歴が記録として残っています。

この記録を見ることで、クレジットカードを作ってから終了(解約)までの平均使用月数や使用額などの詳細がわかってしまいます。

著しく短期間で解約してしまう記録が複数残っていると、クレジットカード会社の判断でカードの発効を見送る判断となることもあります。

たとえ審査上属性や信用情報の問題がなくてもカード会社の収益を圧迫する要因と見なされるためです。

繰り返しになりますが、クレジットカードの発行には少なくない経費と労力がかかっています。

 

作ったカードは少額でも使う

クレジットカードを何も使ってないと、CICの入金状況の履歴に「ー」という表示や「空欄」が並びます。

この履歴は、カードの「請求もなく入金もない」という状態であり、同様の履歴が複数のカード会社に履歴として残ってしまうと、新規カード発行の審査上あまり良いことではありません。

それは「今回新規発行してもどうせ発行しても使わないで解約するんだろう」と思われてしまうからです。

せっかく作ったカードは、毎月入金済みの履歴(「$」の表示)を残しておいた方がいいでしょう。

複数のカード管理で面倒ではありますが、毎月でなくても構いませんし、少額でも構いません。

どんなに使おうと履歴は同じです。

 

定期的にクレジットカードを整理して保有枚数を増やさない

クレジットカードが発行されると、発行された分だけ極度額という「枠」が増えます。

この「枠」とは、ショッピングやキャッシングをすることができる利用限度額のことを言います。

この枠の総量は、個人の属性(収入等)によりある程度上限が決められています。

すでにもっているカードを定期的に減らさないことには、新規でカードの発行ができないこともあります。

使う予定のないカードは早めに解約することが賢明です。

解約するカードは、キャッシング枠のところで説明しましたが、総量規制の対象となる貸金業者によるキャッシング枠のあるカードを優先して解約することをおすすめします。

 

解約するタイミング(早くても6か月以上)

カードの申込日や解約日などの個人信用情報は、解約してから5年間は記録に残ってしまいます。

大した利用もせず短期で解約してしまう履歴が多く残っている方は、審査にどう見られてしまうでしょうか。

こうした履歴も審査に少なからず悪い影響を与えてしまうため、私の感覚としては1年間以上(早くても6か月以上)支払いに遅れがない状態を維持した上で解約することが望ましいと思われます。 

 

審査の見方、たくさんクレジットカードを発行する方法のまとめ

  • クレジットカードの審査は、請求金額を支払う(返済する)ことができるか
  • 審査は「個人信用情報」と「属性」
  • クレジットカードを複数枚申込みは、「お金に困っている人」と見られて、審査としては積極的に取り組まない
  • クレジットカードを多数持っている状態は、いつでも多額の借入(借金)ができる状態であると判断され、10枚以上は要注意
  • 陸マイラーとしてたくさんクレジットカードを発行するには、月に一定程度のクレジットカードを申し込みに留め、使わないクレジットカードを定期的に整理(解約)する
  • クレジットカードの申込みは6か月で10件程度の申し込みに留め、キャッシング枠はなるべく設定しない
  • クレジット会社に請求通りに入金(返済)することや、個人情報の変更があればしっかり変更手続きをする
  • 個人信用情報にはカードを解約しても5年間はすべての履歴が残るため、発行後すぐに解約しない
  • 入金状況の履歴を作るため、作ったカードは毎月少額でも構わないので使う
  • 使う予定のないカードは早めに解約する、解約するタイミングはできれば1年、早くても6か月以上

 

さいごに

実際に個人信用情報を開示してみたり、審査関係者から話を聞いてみたり、クレジットカードを短期間にたくさん発行する方法をまとめてみました。

特に審査関係者の話としては、ある程度しっかりとした属性の人からの申込みであれば、短期間の多重申込みでもこちらが考えてる以上に重くは受け止めていない印象でした。 

多数のクレジットカードを持っていても、入金(返済)に遅れがなく収入が安定していれば否決にする要素はないので発行させることが多い、という話でした。

審査から見れば、「今回作ってくれるクレジットカードでたくさん使ってくれれば別に構わない」というスタンスだと感じます。

たくさん発行しても入金(返済)履歴をしっかり残して信用情報を「綺麗」にしておくことが重要だと思います。

ご自身のクレジットカードや借入状況が気になる方は一度「個人信用情報」を開示してみてはいかがでしょうか。

意外と自分では把握していなかった借入やカードに気づくきっかけにもなり意外と面白いですよ。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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